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猿の大泣き:2

つづき!きづつ!

 

恥ずかし話ですからね!はずはず!

 

 

私は父母姉私の4人家族でして。

 

母はですね、しっかりして、真面目で、仕事も家事もこなす、家族を大事にする、世間体もまあまあ気にする、かっこよくもあり、普通であり、立派な母でした。

昔から姉も私もちゃんと愛を受けてた。大好きです。

 

そんで私の姉は昔からわがままだったり突飛な行動したり、破天荒ガールな感じで、人気でした。もちろんよく親から怒られまくってた。そんな姉も大好きです。

 

母はヒステリック気味な部分もあるので、怒る時はすごいんですね。

姉のわがままだったり突飛だったりで問題起こした時、母はすごい怒るんだけど、その分姉のことは手のかかるかわいい子、って感じで。

 

姉本人にも、家族にも、他人にも、姉についての話題が絶えない母でした。

姉は変わってる子、芸術肌な子、手間かかるけど、よくわかんないけど、面白い子。って。よく嬉しそうに言ってた。

 

徐々に私に物心がつき始めた時、兄弟がいる人はよくあるかと思うけど、まずは自分に近い人と自分を比べません?私はよく比べてた。

 

姉は私よりぱっちりした可愛い目、細くすらっとしてて、天真爛漫破天荒ガールで。

顔も体も心もぽよぽよゆるふわな幼い私は姉が心底羨ましかった。

 

そんでしつこいほどの母の姉話。

ふふふ。まあ嫉妬ですわ。単に。

でもそんな些細なことでも、幼い私には受け付けられなくて、私より姉の方が好きなのかなって。もっと私を見てって。いつも思ってた。

 

でも私が何か問題起こすと、母は決まって言いました。

「あなたは姉とは違って私を困らせないでしょ」

「あなたは姉と違って真面目でおとなしい子でしょ」

「あなたは姉と違って静かにコツコツできる子でしょ」

 

まあこんなことを言われてました。

 

幼い私は、お母さんの言う通りにすれば私のことももっと好きになってくれるのかなって。勝手に思って勝手に自分でそれを受け入れて、見てもらいたい一心で、いい子になった。

 

なんか違うなと自覚はありながらも、見て欲しくて嫌われたくないから、子供は必死ですがな。

 

ご飯の時間も母と姉の話を聞いて大人しく食べる子になって。

いつもビクビクして不安で、満たされなくて、違和感。でもそれさえもわからなくなるもので。

なんか違うと思いながらも大人しいコツコツ真面目な子になってみたけど、母はやっぱり姉自慢が絶えなくて、大きくなってからもそれは変わりませんでした。

 

些細なことから始めたいい子は板について、数人の仲良しな友達には素が出せても、周りの人の前でも「しなければならない」ものとして、いい子な私が当たり前だと、良しとして。

 

思春期。親の前と、仲良しの友達の前とでは、自分が大きく違うことがなぜなのかすでにわからなくなってて、私は二重人格なのか?とか悩んだりね。笑える。

 

試験とか部活とか受験とか、節目節目であった私の中で大変な時期、なんか母と姉の間で大喧嘩がよくあって、そっとしておかなければと、話したいことがあってもいつも自分を後回しにしてました。

そう、私が、勝手に、です。

 

大学の入試試験真っ只中、私は勉強が嫌いすぎて勉強してなかったから志望校に落ちまくってました。その時が母姉喧嘩が大炎上で母のヒステリックがマックスだったかな。

 

「なんで試験落ちるの?私を困らせるのはお姉ちゃんだけで十分」

 

よく言われてました。親の影響ってのは本当にでかいっす。

 

滑りの滑り止め大学に入学してからは、少しずつ世界が広がってきて。家にいる時間も減るから、楽しかった。

母の姉自慢は変わらずなんですが「またか」って感じで聞けるようになって。楽しくも嬉しくもないけど。

徐々に麻痺してた元ネタを思い出せるようになって、自分はそうだったんだって思えるようになってきても、自分が自分を認めてなかった。

認めてたつもりだったんだけどなー。

 

それをね、昨日ね、ぱっつん!て。

ぱっつんぱっつんぱっつーん!!て。

やあっと思い出して、窓全開で大泣きして。泣いて泣いて泣いて。

恥ずかしい自分も、惨めな自分も、愚かな自分も、まるで成仏させるための儀式のように、一つずつ感じては泣いて腹に落としてた。

自分が認めて、許して、よくがんばったねって、幼い時の私を労ってた。

 

こんな小さな問題、数年前から知ってたのに。蓋してね。

そんなしょぼい自分、恥ずかしくてみじめで愚かで、認めらんなかったんだねーって笑えました。

 

それですごい楽になって。

母に「あなたは変わってる」って言われたいのか?と思って、思わず電話してみました。でもそうじゃなかった。

普通にお互いの近況話して、あー、私は昔も今も愛されているんだったね、って感じたから。

 

、、、、あー恥ずかしい。恥ずかしいけどすっきり爽快です。

 

 

たぶん他にも、小さな我慢だったり、大丈夫理解してるって自分に言い聞かせてることあるんだろうなー。なにかなー。

些細なことほど見えなくなってたりするからね。元ネタ!

 

やっぱね、自分の人生は今この瞬間から自分で変えられるんだと、すごい思える昨日今日です。

 

 

あら、サザエさん症候群も気付けば消えてますな!

 

 

ぴぴぴ